集落の風習


昨日から今日にかけて、近所の通夜、告別式に参加してきた。

僕が住んでる地域じゃ「勝手」と呼ばれる役割分担があって、亡くなった方の住む家の両隣と近縁の方々とで、葬儀の受付をしたり、お寺様の送り迎えをしたりする。
今回も漏れなく、そういった役回りを頂戴した。

もちろん、仕事の都合や時間の都合など、色んな調整を個々に行わなければいけないんだけど、先輩方は何食わぬ顔で調整して、通夜・告別式の手伝いに周り、黒子の役割を見事に果たしてた。
自分は…まぁ、先輩方の動作を真似してたばかり。まだまだです。

今回、ひと段落して思うのは、古くからの慣習がいかに理にかなってるか感心したこと。

当然、葬儀なので近隣から様々な人がいらっしゃるし、顔を知ってたとはいえ、しっかり話したことがなかった方々と、「勝手」として接し、冗談交じりでお話しする。


そうすることで、周りの人との距離も近まるし、色んな話を伺える。
地元とは言え、Uターンで帰ってきた身の上としてはとっても多くのことを学び、感じる機会となりました。
そして、近所のつながりの大切さを身をもって実感させて頂きました。

故人の親族におかれましては、お悔やみ申し上げると共に、このような機会を頂き、たくさんの気付きを頂き、御礼申し上げます。

何気ない、地域の風習。
それが、いかに、その地域の人と人とを結びつけているか。
考えさせられる、有難い二日間でした。

さあて、問題はこの雪だな…
酔いが覚めたら雪かき再開です。


{ Rootsyard Diary }

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